自己紹介 About me

東京大学社会科学研究所で中国経済を研究しています。2022年8月-2023年5月の間、Harvard-Yenching Instituteにて訪問研究を務めています。

I am an associate professor at the Institute of Social Science, University of Tokyo, specializing on the Chinese economy. (more detail)

最近まとまって書いたものとしては以下のようなものがあります。

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有斐閣から『現代アジア経済論 — 「アジアの世紀」を学ぶ 』(遠藤 環 , 伊藤亜聖, 大泉啓一郎, 後藤健太編著)が刊行されました。アジア経済の過去を回顧しながらも、とくに2000年代以降の変化をなるべく大胆に整理しよう、という狙いの下に編集しました。人口構造や都市化など、中国のみならず、アジア各国が直面する共通の変化も多く、そうした変化を横断的に見ています。私なりの要点はこちらにまとめてあります。また出版社である有斐閣HPもご参照ください。

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英語版The Asian Economy: Contemporary Issues and Challenges (Kenta Goto, Tamaki Endo, Asei Ito ed)がRoutledgeより2020年7月刊行されました。

 

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2020年10月、『デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か』(中公新書)が刊行されました。

 

これまでのその他の成果

中国と新興国との間の経済関係の深まりを検討した『中国・新興国ネクサス: 新たな世界経済循環』(末廣昭・田島俊雄・丸川知雄編著, 東京大学出版会, 2018年)が刊行されました。私は第1章に「中国・新興国ネクサスと「一帯一路」構想」を寄稿しています。

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報告書『中国14億人の社会実装―「軽いIoT」が創るデジタル社会』が刊行されました(2019年3月)。高口康太氏と共著ですが、澤田翔氏、茂田克格氏、藤岡淳一氏にもお力添えいただきました。ありがとうございました。

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2015年に出版した単著は下記のものです。中国製造業の競争力が高止まりする可能性を検討しています。浙江省の義烏市や、広東省の古鎮など、かなりマニアックな地場産業をとりあげて検討しました。とてもマニアックです。ですが、とても興味深いんです。書籍のカバー画像

最近は特に中国企業のイノベーション、海外への投資活動、そして企業の制度改革に興味を持っています。よりくわしくは研究成果をご覧ください。

このほかに、編集ととりまとめに携わらせていただいたものに、東京大学の現代中国研究拠点の関係図書・報告書があります。

『東大塾 社会人のための現代中国講義』

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China’s Outward Foreign Direct Investment Data

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『南進する中国と東南アジア:地域の「中国化」』

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『中国ドローン産業報告書2017 動き出した「新興国発の新興産業」』

連絡先:asei[@]iss.u-tokyo.ac.jp