2019/02/14 (木) 、本屋B&Bにて写真家の塩田さん、ジャーナリストの高口さん、編集者の岡本さん、私でイベントをやります。
塩田さんはご自身の作品に加えてヤフーニュースなどでも写真を撮っている方です(https://www.ryogoshioda.com) 。塩田さんが撮影した写真から見える中国の姿がとても新鮮だったので、写真家の目線を糸口に議論してみたい、というのが着想です。
例えば以下の2つのニュース記事。どちらも記事・高口氏、写真・塩田氏のコラボレーションで、私もすこしサポートしているのですが、普段研究者としての自分が見ていない、あるいは見過ごしているような生活の一断面が写真で捉えられています。
「猛スピードで変わる巨大都市――中国「深セン」に賭ける日本人たち
https://news.yahoo.co.jp/feature/1095
「中国「100円ショップの里」の変貌――巨大市場は世界のショールームへ
https://news.yahoo.co.jp/feature/1133
以下、高口さんコメント
昨年、「Yahoo!特集」で、以下2本の中国取材記事を発表しました。
中国「100円ショップの里」の変貌――巨大市場は世界のショールームへ –
猛スピードで変わる巨大都市――中国「深セン」に賭ける日本人たち –写真家の塩田亮吾さんと一緒の取材だったのですが、記事で使えた写真はごくごく一部。中国社会の今を映し出すような写真がまだまだわんさかあるので、せっかくならばイベントでお披露目しようということになりました。
塩田さん曰く、「中国は撮りがいがある」とのこと。たんに絵面が面白いだけではなく、1枚の写真に「テクノロジーの発展とそれを支えるギグエコノミーの非正規労働者」「少数民族の暮らし、どう扱われているか」などの社会的背景を映しやすいため。大げさにいえば、どこにレンズを向けても、メッセージが切り取れる“フォトジェニック”な国が中国です。
イベントでは塩田さんの写真及び解説に加え、ディレクションを担当いただいた編集者の岡本俊浩さん、コメントをいただいた東京大学の伊藤亜聖准教授、そして私・高口によるトーク&解説で、写真から現代中国を読み取ります。
カメラが切り取った中国を深掘りする。
今までにないタイプの、新しい中国イベントになると思います。ぜひ皆様の参加をお待ちしています。