ミャンマータイ訪問メモ③ミャンマータイ国境で、インフォーマルな経済統合を見る

ミャンマーのミャワディと、タイのメソットの国境。フォーマルな通関のすぐ横に、川で渡し舟があり、驚きました。

ミャワディ側の通関。正規ルートでは出国手続きをして橋を渡って国境を越える。

ところが国境の通関の間の橋から見える範囲で、普通に渡し船が見えます。当然イリーガルだと思いますが、一箇所ではなく何箇所も渡し船がありました。写真では船がミャンマー側からタイ側に向かうところ。

ミャンマー側の商業/カジノコンプレックスにも、平気で渡し舟が。噂ではDKBAなどがからんで開発してるとのこと。ミャンマー側、現地武装勢力との停戦合意の際の取引条件の一つになっていたという話を聞きました。

国境の渡し船を見ながらクラフトビールまで飲めます。

ミャンマー側、国境地域のカジノの様子。

中国製と思われる海納百川というゲームで、タイバーツが飛び交う。見ているとボタンを押すごとに2バーツが減っていき、大きなキャラクタを倒すとコインが増える。

We are ASEAN Tシャツを着ながらカジノに勤しむ人。ルールはよくわからなかったが、チョウハンのような感じのカードゲームだった。

ミャワディについては探すと日本人によるブログがいくつかありました。タイ―ラオス国境、タイ―カンボジア国境にもそれぞれカジノがあるそうです。

https://ameblo.jp/shenci/entry-12283022881.html

http://melt-myself.com/myawaddy-as-a-border20180630/

https://ameblo.jp/shenci/entry-12283022881.html

現在の国境の橋の老朽化に伴い、建設が進む第二友好橋(タイ側から撮影)。これに伴い通関も新規に建設が進んでおり、ミャワディ側も現在よりも北側に通関が移設される模様。