日本に帰国しました。1年間の在外研究で、できたことできなかったこと、諸々あります。ですが、ベンチャー企業を立ち上げ、新しい製品を開発する人たちに囲まれての生活をできたことは、今後の研究にきっとつながりますし多くのインスピレーションをもらえました。4月からは再び東京大学社会科学研究所にて勤務いたします。現地で得られた知見を今後様々な形で教育研究に生かして行きます。現地でお世話になった多くの方々に、心から感謝しています。
深圳大学のキャンパス内の池。青空、緑、そして周りにはハイテクという環境でした。
蛇口・海上世界の様子(ブログヘッダー写真を変えるので、記念にここに残しておきます)。
ついでに宣伝。有斐閣から『現代アジア経済論 — 「アジアの世紀」を学ぶ 』(遠藤 環 , 伊藤亜聖, 大泉啓一郎, 後藤健太編著)が刊行されました。アジア経済の過去を回顧しながらも、とくに2000年代以降の変化をなるべく大胆に整理しよう、という狙いの下に編集しました。人口構造や都市化など、中国のみならず、アジア各国が直面する共通の変化も多く、そうした変化を横断的に見ています。ぜひ手に取ってみてください。
深圳周りの話でまだ書けていないこともあるので、つづく…。
「深圳在外研究メモ No.55 日本へ帰国編~在外研究は終了、ついでに『現代アジア経済論』(有斐閣)を宣伝」への1件のフィードバック
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