深圳在外研究メモ No.48 番外編~米国ベイエリア出張でシリコンバレーを垣間見た、そして同時に社会実装での新興国の可能性を感じた

シリコンバレーと呼ばれる場所に初めて行きました。以下、その際のメモですが、誰が読むんだよ、というくらい長くなってしまったのですが、一応記録として残しておきます。

1.現地Plug and Playで講演しました

訪問の目的は現地の見学とワークショップ「ハードウェアのシリコンバレー深圳の今~シリコンバレーとのコラボレーションの可能性」での講演です。主催は現地邦人コミュニティSUKIYAKIと雑誌J weeklyでした。なので現地邦人向けのイベントです。

企画者の森俊彦さん(パナソニック)は、有志グループD-Labのメンバーで、同グループは経済産業省HPにて「シリコンバレーD-Labプロジェクト 」という自動車産業の未来についてレポートを公表しています。自動車のEV化、ネットワーク化、シェアリング、自動運転化の変化がもたらすインパクトを、シリコンバレーから伝えたレポートとして大きな反響があったものです。森さんが2017年秋に深圳に来た際に、JENESISの藤岡さんを訪ね、そこの食事に私も参加することができて、シリコンバレーで何かやろうという話になり、2018年2月に今回のワークショップ開催となりました。

IMG_20180209_161846.jpg

会場となったPlug and Play。

IMG_20180209_175201.jpg

ずいぶんたくさんの日本の大企業がメンバー(松竹梅あるらしい)になって、設備の利用、マッチングを行っているそうです。

IMG_20180209_195530.jpg

ワークショップの様子。100名ほどの方に参加していただきました。ありがとうございました。

講演内容としてはまず私伊藤から中国の経済とイノベーションの概況、そしてなぜ深圳に注目が集まり、どのような新ビジネス創出のメカニズムがあるのかを説明しました(私がよく深圳まわりで講演している内容で、次回2月28日はMIT HK Innovation Nodeで講演をします)。次に深圳でEMSを経営されているJENESISの藤岡さんが、サプライチェーンのリアルな実態について講演をしました。藤岡さんは昨年書籍『「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム』を刊行しており、サプライチェーンの最前線を肉眼で見ている方です。モジュール化された分業のエコシステム、それにともなう開発時間の短縮とその代価、現地での支払い・回収や検品の実態についてリアルな話が連発でした。

以下、ベイエリア訪問の間で感じたことのメモです。

2.東アジアの集積地とシリコンバレーは、その空間構成が全く違う

正直4日間の滞在ではシリコンバレー・ベイエリアについてわかるわけがないのですが、シリコンバレーに関する歴史についても学べましたし、インキュベーションセンターも見れたし、ある程度現地の雰囲気は感じられました。サンフランシスコ市内を回る時間があまりなかったのが残念だったのですが、これはまたの機会に見に行きたいと思います。

まず「ベイエリア」は東アジアの集積とは全く異なるので、全容が良くつかめなかったというのが正直なところです。「サンフランシスコ・ベイエリア」と一口に言っても、①半導体およびIT系の大企業が立地する「シリコンバレー地域」、②スタートアップ・ユニコーン企業が密集するサンフランシスコ地区、③上記二地域に更に周辺地域を含めた「ベイエリア全域」に分けることができます。(シリコンバレー地域よりサンフランシスコにユニコーン企業が多い点は文末資料の1,2を参照)。

このうちで、サンフランシスコ市を除くと、人口密度は低くて広々としています。シリコンバレーには地図(資料2)で見ると多くの企業が集中していますが、広大な面積で、街道沿いに走っていると「あ、Teslaがあるね」とか「へぇ、ここがGoogleか」という感じで、「大田区蒲田」とか、「バンコク郊外のイースタンシーボード」とか、「深圳市南山区」などといった集積地とは密度がちがい、全体像がなかなか見えてこない、というのが正直なところでした。むしろサンフランシスコのスタートアップ集積地域の方が、よりアジアの都市的な集積地に近いかもしれません。

IMG_20180209_174922.jpg

写真は夕方に撮影したPlug and Playの2階の屋外雑談エリア。昼食はここで食べられそうでしたし、2階でこの空のひらけ方は、中国の都市ではほぼないと思います。圧倒的に広い空間のなかに、ぽつぽつとテック企業が立地している、という感じです。

 

Join Venture Silicon Valleyのレポート(資料4)では、「シリコンバレー」をサンタクララ郡全域、サンマテオ郡全域およびサンフランシスコ市、そして近隣のアラメダとサンタクルズの一部で定義しており、その面積は4801平方キロメートル、人口は307万人なので、平方キロ当たりの人口密度は639人。深圳、東京、サンフランシスコが人口密度6000-7000人/平方キロなので、同639人の「シリコンバレー」がいかに広々とした地域なのかがわかります

面積
(平方キロ)
人口
(万人)
人口密度
(平方キロ当たり人)
データ出所
「シリコンバレー」

(注:サンフランシスコ市を含む)

4801 307 639 Silicon Index 2018
サンフランシスコ市 121 85 7,025 Wikipedia(2014年データ)
サンフランシスコ・ベイエリア全域 18000 756 420 Wikipedia(2014年データ)
深圳市 1996 1190 5,962 Baidu(2017年データ)
「大湾区」 43300 6520 1,506 Baidu(2016年データ)
東京都 2190 1374 6,274 Wikipedia(2017年データ)
関東地方 32423 4328 1,335 Wikipedia(2017年データ)
注:「シリコンバレー」の定義はJoin Venture Silicon ValleyのSilicon Index 2018の定義により、サンタクララ郡全域、サンマテオ郡全域およびサンフランシスコ市、そして近隣のアラメダとサンタクルズの一部。「サンフランシスコ・ベイエリア」は、アラメダ郡、コントラコスタ郡、サンタクララ郡、サンフランシスコ郡、サンマテオ郡、ソノマ郡、ソラノ郡、ナパ郡、マリン郡を含む。深圳市は同市の行政区画をそのまま指し、「大湾区」は広州、佛山、肇慶、深圳、東莞、恵州、珠海、中山、江門の大陸9市に香港、マカオを加えた地域を指す。

出所:筆者作成。

もう一点指摘できるのは、ベイエリアの人口面での人の少なさと、もう一方での多様性(およびその分断)です。ベイエリア全体の人口は800万人弱です。これは世界最高の密度を誇る中国沿海部や東京に慣れている感覚からして、なので、そこと比較するなという話なのかもしれませんが、100万人都市が100個あるような中国を研究している身からすると、平日のカリフォルニア大学バークレー校を歩いていても、「なんだか人少ないよなぁ」と感じました。

ただ、人々の多様性は明らかで、Silicon Valley Index 2018(文末資料4)によれば、「シリコンバレー地域」の人口の34%が白人、33%がアジア系(中国とインドを含む)、そして26%がヒスパニックラテン系、黒人・アフリカ系が2%となっています。ベイエリア南部(South Bay)のあたりではアジア系がとても多く、インド系、中国系と思われるエンジニアをよく見かけました。もう一方で、「シリコンバレー地域」には含まれていないオークランド周辺には黒人・アフリカ系が多く、まったく「シリコンバレー地域」とは異なる雰囲気でした。

IMG_20180208_080731.jpg

ベイエリアの電車であるBARTの路線図。しかし現状の「シリコンバレー」のコアエリアの一つであるPalo AltoのあたりにはBARTは通っておらず、とくに東部側の電車には「シリコンバレーの中の人」がほとんど乗っていないのではないか、と感じました。まったく別コミュニティのための交通手段というのが現地での印象でした。

IMG_20180208_135544.jpg

BART。Oakland周辺で乗っていると、車内でマリファナ(カリフォルニア州では合法)を吸い始めるお兄さんがいて、その人に対してほかの乗客が中指を立てるというような車内の雰囲気でした。そこは「ベイエリア」であっても、Silicon Valley Indexの定義する「シリコンバレー地域」ではないところでした。

IMG_20180208_105500.jpg

カリフォルニア大学バークレー校のキャンパス。

IMG_20180209_143205.jpg

Old Palo AltoにあるSteve Jobsが住んでいた家(記事ですぐ見つかります)。すぐ近くにMark ZuckerbergやLarry Pageも住んでいるらしく、今でもこのエリアに世界トップテンの億万長者が数人住んでいるようです。

 

3.Computer History MuseumがほぼInnovation History Museumだった

シリコンバレーのコア地域の一つ、Mountain Viewにある、Computer History Museumでは、シリコンバレーがいま筆者が滞在する深圳とは根本的に成り立ちが異なる点は改めて強く感じました。シリコンバレーの成り立ちはその初期段階から最先端技術の開発で始まっており、①第二次戦時期からの通信技術の研究開発、②Stanford Research Parkに代表されるスタンフォード大学からの創業、そして③Shockley SemiconductorやFairchild Semiconductorといった半導体開発製造への発展、④ベンチャー投資の集中化とパーソナルコンピューター産業の形成、⑤インターネットの台頭といった段階に分けることができそうです。①の通信技術・計算機器の開発(通信の傍受やロケット・ミサイルの弾道の算出等)から、世界最先端を行く技術開発でした。さらにさかのぼって、スタンフォード大学の創設者Leland Stanfordのゴールドラッシュ時期の鉄道事業まで戻ると、未開の地の開拓という、ちょっと深圳ぽい話にはなりますが…。

まさに通信技術、計算機器、ストレージ、プログラミング言語、インターネット技術といったコンピューターを巡る技術革新の歴史を展示しており、イノベーション博物館とも言えそうな内容でした。そして、日本は東芝のフラッシュメモリーの開発やSonyの端末などで少し顔を出すのですが、中国は中華系の技術者を除くと一切登場しません。これは如何にコンピューターを巡るこれまでの開発が米国と欧州で先行したかを示していると思います。ただ、今日これだけ大量の電子製品の製造を実際に行っているアジア地域に一切言及がないことは、「開発者以外が言及に値しない」ということは頭では理解できても、すこしの寂しさを感じました。

IMG_20180210_122422.jpg

まずはそろばんや計算機(Calculator)から展示が始まりました。

IMG_20180210_123452.jpg

軍事施設用の弾道の計算・表示機器。こういった軍事産業との関係でのコンピューター産業の発展がよくわかりました。

IMG_20180210_130041.jpg

Fairchild Semiconductor、そしてIntelで活躍したMooreによる半導体性能向上の予測「ムーアの法則」に関する展示。

IMG_20180210_132514.jpg

パーソナルコンピューターも、Appleなどだけでなく、いかに多くの企業が試作をしていたのかがよくわかりました。

IMG_20180210_125317.jpg

プログラミング言語の分岐と継承を示すツリー。

 

4.シリコンバレー・ベイエリアと深圳は別物、「ハードウェアの」という限定付けはけっこう重い言葉

深圳は最近では「ハードウェアのシリコンバレー」とも呼ばれるわけですが、深圳は40年前の改革開放によって産声をあげ、一貫して委託加工貿易を基礎にして成長を遂げてきました。このブログでも盛んに取り上げて来たとおり、近年ではエレクトロニクス産業やニューエコノミーの成長は著しく、HuaweiによるKirinチップの開発や5G通信設備の開発、TencentによるスーパーアプリWeChatを中心とするプラットフォームビジネスの展開、そしてBGIのような世界最大規模のゲノム解析ビジネス、DJIに代表される新セグメントを切り拓く世代企業の台頭など、驚くべきスピードで街全体が変化しつつあります。下請け加工から、徐々に開発と販売まで現地企業が担うようになってきたわけです。しかしながら、現状では引き続き、深圳市を支えるのはスマホ・タブレットを中心とする電子製品サプライチェーンを核とするハードウェアのビジネス創出・加速メカニズム(エコシステム)です。シリコンバレー・ベイエリアにも深圳にも、VCは存在し、アクセラレーターは存在し、コワーキングスペースが存在し、似たようなレイヤー(例えばAI)のスタートアップも存在するわけですが、企業の成り立ちとエコシステム全体を特徴づけるビジネスは大きく異なるといわざるを得ません。

「ハードウェアのシリコンバレー・深圳」はWIREDの動画によって広がった名称で、ラスベガスのCESに深圳の企業が大挙して出展していることを見るだけでも、ハードウェアスタートアップがこの街から大量に創出されていることを示しています。「ハードウェアのシリコンバレー・深圳」は、とても便利な言葉ではありますが、「ハードウェアの」という限定付けが想像以上に重い言葉なのだ、という点を今回のベイエリア訪問で感じました。安易にシリコンバレーと並置してわかった気になるのは危険なので、もしかしたら、こう呼ぶのはやめたほうがいいかもしれません。

 

 

5.「社会実装先進地域」はどこになるか?~深圳とシリコンバレーの比較、そしてそれを超えて考えたいこと

ただ、同時に深圳はハードウェアから半歩は踏み出しています。この点は大事だと思います。踏み出しているというのには2つの面が含まれていて、第一がTencent, BGI, Malongのような非製造業系企業の台頭をどう評価するのかという点、第二が以下に書く「社会実装」における先進性です。

たかだか四日間のベイエリア滞在だったので誤認もありそうですが、現時点で以下のように感じています。それは、正直、新サービスの開発はさておき、その導入と社会実装では中国や深圳のほうが普及度が速いのではないか、という疑問です。シリコンバレー・ベイエリアはたしかに言うまでもなくApple, Google, Facebookがある時点で突出した開発地域なのですが、ただ、正直新サービスの社会実装はあまり進んでいないのではないか?深圳、中国、場合によっては新興国の方がこの面で進むことはありえるのではないか?、という疑問です。

1)前提:新アーキテクチャーが導入された方がサービスが向上する

まず大事なことは、ウェブを活用したシェアリングエコノミーといった新サービスがもたらす新たなアーキテクチャーは、サービスの質を向上させる、ということです。

アーキテクチャーの意義については、高須正和さんがすでに記事「中国の自転車シェアブームの裏には社会の「実験と激動」があった」でレッシグの議論を引用して、規範とルールに対して、中国ではアーキテクチャーと損得での人(およびサービス)のコントロールが進んでいると議論しています。

私は今回、Uberを発祥の地であるベイエリアで17回合計400ドル弱乗ったのですが、とても快適でした。車内に「☆5つお願いします。☆4つをつけられるともう運転手としてやっていけません」といった張り紙していたりして、評価システムによってサービスの質が向上していることを感じられました。

現地でも議論したことですが、一昔前までは「日本のタクシーはサービスがいいね!」と言われていましたが、いまはもしかしたら日本の街で拾ったタクシーと、海外で普及したUberを比較した場合、日本のタクシーの方がサービスが悪いということはあり得ることだと思います。中国の場合にはDIDI(滴滴出行)が圧倒的シェア1位としてライドシェアを普及させています。Uberと同様にドライバーの評価システムのアークテクチャーが入ることで機会主義的行動を抑制し、行先を先に入力することで意思疎通の問題点を解消し(場合によっては言語的にも)、そして決済もプラットフォーム経由にすることにより降車時のタイムロスもありません。今や中国でもDIDIで車を呼んで対応がひどいということはほぼないわけで、今回Uberも同様の効果があると体感できました。

マッチングの仕組みができて、評価のアークテクチャーが入ると、サービスの質が良くなるということです。したがって、マッチングプラットフォームを導入するスピードが速い地域で、特定のサービスの質が向上するということになります。なお、アークテクチャーが入ってないところはまったく変わりません。アメリカでも中国でも、電車内マナーなど、アーキテクチャーが入っていないところでは、どうしようもないことも起きます(ベイエリアのBART車内でマリファナとか、中国の地下鉄のなかで子供が小便とか)。あくまでもアーキテクチャー圏内でサービスの質が向上するのであって、「地域のマナー」とかが上がるわけではありません

 

社会実装先進地域(あるいは都市)という概念があり得るとすると、こういったアークテクチャーがより速くより多く入った地域の方が、いいサービスになります。少なくとも消費者の満足(効用)があがります。

 

2)比較:各地を歩いて感じたこと

今年度に主要都市で言うと深圳と中国以外では、東京、バンコク、ベルリン、ワシントン、サンフランシスコ・ベイエリアを訪問できました。電子決済、ライドシェア、宅配サービス、その他のシェアリングエコノミーの各面で、むしろ中国のほうが少なくとも普及は早いことは感じられました。WeChat PayやAlipayがもたらしているのは、プラットフォーマーの側への決済情報の集中だけでなく、小売り店側としてもNFCやRFIDの読み取り機といった設備が不要にもかかわらず電子決済ができるという新たな商環境です。自転車のシェアリングはいまだに赤字体質で、今後どのような展開になるか予断をゆるしませんが、黄色いOfoの自転車の端末にはHuaweiのNB-IoT端末が導入されることで低消費電力での通信を実現しており、新たな技術の社会への導入という面でも注目ができます。

これらのシェアリングエコノミーの大前提となる技術や端末の多くは先進国で開発されてきたもので、スマホにしろ、クラウドにしろ、新興国で開発されたものではありません。ただ新興国にベンチャーエコシステムができると、社会実装はむしろ新興国で加速する、という可能性はあり得るのではないでしょうか。若い人口構造、一定のベンチャー企業とエコシステムがある場合、Digital Leapflogともいえる新興国でのIoT技術の急普及がいま起きているのかもしれません。

3)追記

Sequoia CapitalのチェアマンであるMichael Moritzが1月18日にFinancial Timesに”Silicon Valley would be wise to follow China’s lead”(シリコンバレーは中国をやり方を参考にすべきだ)という記事を書いていて、そのなかで中国のスタートアップにおける激しい働き方について言及しています。これに対してHAXのBenjamin Joffeが2月11日に”What Sequoia’s Mike Moritz doesn’t understand about startups in China”というレスポンス記事を書いてて、「中国はもともと成長経済なので楽観的であるし、また人材の供給も多くて、競争も激しいからこういった状況が生まれている」という指摘をしていて面白いですね。Moritz氏の議論にはベイエリアでは小さいスタートアップのときは厳しい労働環境を要求できても規模が大きくなるとすぐにそれは不可能になるとのことで、日本のベンチャーの社長さんからもそれに近い話は聞いたことがあります。米国で、そして中国でも盛んなベンチャー投資をしているSequioaの代表が中国のスタートアップベンチャーの激しい働き方をある意味で賞賛しているのですが、たしかに深圳のエンジニアの働き方をみても、それははげしく、今後5-10年で何らかの差が現れてくるかもしれません。

 

 

参考サイト・資料:

1)Freshtrax記事「驚きの真実 〜その多くが実はシリコンバレー発ではない〜」:

http://blog.btrax.com/jp/2015/01/27/sf-sv/

2)Silicon Vallet map:

http://www.siliconvalleymap.org/

3)Silicon Valley: The History in Pictures:

https://www.amazon.com/Silicon-Valley-Pictures-Mary-Wadden/dp/1467572454

4)Silicon Valley Index 2018:

https://jointventure.org/images/stories/pdf/index2018.pdf

5)高須正和氏記事「中国の自転車シェアブームの裏には社会の「実験と激動」があった」:

http://diamond.jp/articles/-/133742?page=2

6)Michael Moritz, “Silicon Valley would be wise to follow China’s lead”:

https://www.ft.com/content/42daca9e-facc-11e7-9bfc-052cbba03425

7)Benjamin Joffe, “What Sequoia’s Mike Moritz doesn’t understand about startups in China”:

https://venturebeat.com/2018/02/11/what-sequoias-mike-moritz-doesnt-understand-about-startups-in-china/