深圳在外研究中のメディアカバレッジをまとめておきます。
1.自分で書いた記事
割と研究よりの成果は置いておいて、メディアにおける言及としては下記のようなものがありました。2018年1-2月に掲載されるものも含めて書いておきます。
1)『日本経済新聞』2017年7月20日付朝刊 経済教室「中国「一帯一路」どう見る(上)アジア投資銀通じ関与を 個別事業は進展に濃淡も」(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO18998440Z10C17A7KE8000/)。
この記事は、はっきり言えば、AIIBを通じて制度的に「一帯一路」に関与するのがいいのでないか、という趣旨で書きました。より本質的には、日本自らが、方針をたてて「一帯一路」に対応することが望ましいという論旨です。
結果的には、2017年後半以降、日本政府は「一帯一路」に対して協力的な対応を取り始めたので、この意味では提言と近い展開ですが、同時に、その内容としては特定領域での協力と言うことになっているので、内容とは異なる点もあるのも事実です。
(中国『参考消息』2017年7月21日に中国語版要約が掲載、http://column.cankaoxiaoxi.com/2017/0721/2205315.shtml)
中国語に翻訳されていますが、部分訳です。やっぱり選択的に翻訳されますね。
2)『聯合早報(シンガポール)』2017年10月16日「如何与一帯一路相処」(http://www.zaobao.com.sg/forum/views/opinion/story20171016-803271)。
上記記事の要旨と、シンガポールのリーシェンロンさんの講演などに触れた内容です。
3)『ドローンジャーナル』2017年6月7日記事「加速都市・深圳から見るドローンの未来」(https://www.watch.impress.co.jp/headline/docs/extra/drone/1063832.html)
深圳で目撃したドローン開発業者の動向を書いてみました。
4)『ドローンジャーナル』2017年11月24日記事「中国発の水中ドローンベンチャーが続々登場~「水中のDJI」は現れるのか?」(https://www.watch.impress.co.jp/headline/docs/extra/drone/1092800.html)
色々なベンチャーを回る中で見つけた、「水中ドローン」のベンチャーについて書きました。いわゆる深海探査をするようなROVとは異なり、ドローンベンチャーの延長線上にある業界の誕生、とくに中国のベンチャーの動向としては日本語では初めてのレポートだったと思います。
5)『文春オンライン』2018年1月1日記事「中国の新しい経済地図 動き出した「デジタル一帯一路」」
http://bunshun.jp/articles/-/5608
なぜか文春さんから「新しい地図」なるテーマでお声がけいただいたので、中国が描こうとする世界地図と、中国で塗り替わる国内地図という観点でちょっと書いてみました。
2.インタビューによるコメント掲載などの報道
1)『朝日新聞』2017年11月8日朝刊「耕論 中国の夢と足元」(https://www.asahi.com/articles/DA3S13218100.html)。
一九大党大会のタイミングで受けたインタビュー記事です。私は中国のイノベーションの動向について答えています。
2)『朝日新聞 Globe』2017年12月3日記事「[Part2]世界最先端の都市を見たければ、深圳だ」
(http://globe.asahi.com/feature/article/2017112800007.html?page=2)
インタビューを受けて一言掲載されています。
3)『Wedge』2018年1月号
メールと現地で取材を受けましたので、なにか一言でるらしいです。
4)『日本経済新聞』2018年1月5日「米中ITの「二都物語」 本社コメンテーター 中山淳史 」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25318780U8A100C1TCR000/
一言掲載されています。ちょっと内容的に違和感があるところもあります(ユニコーン企業の数は北京のほうが圧倒的に多い)。
5)NHK、2017年10月18日「クローズアップ現代+ シリーズ 習近平の中国② 加速する“創新(イノベーション)”経済」にてコメント(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4048/index.html)。
コワーキングスペースSEGMAKERにてインタビューを受けた部分がコメントに使われています。
6)NHK、2017年10月26日、おはよう日本「“習一強”中国の経済戦略 カギはイノベーション」にてコメント。
ドローンパイロットがどの程度ニューエコノミーとして意味を持っているかについてコメントをしています。
7)新華社通信2017年11月26日記事「善学者赢!感受全球视野下的“深圳奇迹“」にコメント掲載。(http://xhpfmapi.zhongguowangshi.com/share/index.html?docid=2611829&from=timeline&isappinstalled=0)
深圳のメイカースペースSEGMAKERにいたときに、たまたま新華社の記者さんが来て、インタビューを受けたときの記事です。この記者さんは実は演劇の台本まで書いている知識人で、別途お茶をした時にはずいぶん色んな話ができて勉強になりました。
(加筆予定)
「深圳在外研究メモ No.44 2017年大晦日編 ~手前みそだけどメディアカバレッジをまとめておく」への1件のフィードバック
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