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深圳在外研究メモ No.39 11月後半はイベント尽くし編~Maker Faire派生イベント、David Liとお茶、Hightech-Faire, Huawei訪問…

11月はイベントが盛りだくさんでした。忘れないように主だったものを列挙しておくとだいたい下記のとおりでした。

1) 11/10-12 Maker Faire Shenzhen

2) 11/13 & 11/15  TakasuさんツアーおよびSeeedツアーの一環でSEGMAKERにてイベント

3) 11/16 久しぶりにSZOIL(Shenzhen Open Innovation Lab)のDavid Liに会いに行く

4) 11/17 東京大学松尾豊研究室、YodayodaのYuichiさんがSEGMAKERご来訪

5) 11/18-19 Shenzhen Hightech-Faireに参加

6) 11/21 香港にてBelt & Road Forum: Digital Belt & Road Opportunities Unleashedに参加

7) 11/21-23 慶應義塾大学駒形哲哉研究会来訪、Huawei、Jenesisなど訪問

8) 11/24 テクノセンターの年一回のBBQ大会参加

 

1)Maker Faireとその派生イベント

なんといっても11月11日に白石洲で、Takasuさんの声かけのもと開催されたミートアップは100人くらいは来ていて、歴史的なイベントになったと思います。この日の様子の一部始終はNaomi WuさんのYoutube360度動画としてアップロードされています。

圧倒的熱気があったわけですが、個人的には朝2時までAndrew Bunnie Huangさん(著名なエンジニアで、なおかつHardware HackerとかThe Essential Guide to Electronics in Shenzhenの著者)と話せたことは貴重でした。ずいぶん踏み込んだ話もしましたが、私が彼に「深圳経済を研究している」というと、彼ほど詳しい人が”I’m small”、「今の深圳経済をどう見ているか教えてくれ」というのには驚きました。深夜の白石洲で彼と南山の未来について語ったことは忘れないようにします。

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ミートアップの様子。お祭り騒ぎで、日本人だけでなく、ドイツ人も、中国人(Elecrowの人とか)も参加。

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ミートアップに来てくれたAndrew Bunnie Huangさん。

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Maker Faire公式ツアー落選者向けのTakasuさんのツアーで、Segmakerで講演会(11/13)。私もレクチャーしました。この日の様子はTakasuさんのブログにて動画込みで公開されています。参加者にシリコンバレーやマレーシアや中国やオランダからの参加者も含まれていたので、Takasuさんと私で基本英語で報告、質疑応答は場合によっては日本語でも対応。このスタイルがいいね、という話になりました。

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オランダからの参加者だったVictor Mazonさん。東方教会系のアートをPCBA基板上に描く端末の試作と量産をしに来ているとのことでした。最高の笑顔。

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11/15にはMaker Faireの公式ツアーでもSegmakerでワークショップ開催。インドとマレーシアから来た方がめちゃめちゃ質問してくれて大いに盛り上がりました。このツアーの様子はMaker Faire Shenzhenの記事にて言及されています。この日は別組でHIU(堀江貴文イノベーション大学)もSEGMAKERを来訪しました。

 

3)久しぶりにDavid Liと会う

DavidとはよくFacebook上で交流しているのですが、彼も出張が多く、会うのは数か月ぶりでした。彼にはMaker Movementについて、そして深圳経済の現状を議論しました。この日はいつにも増してテンションが高く、私が使っているPPTのスライドをいくつも批判してくれて、David節全開という感じでした。Davidの批判に感謝します。ポイントは以下でした。

①Maker Movementは第一段階が終わった。様々なプロジェクトが立ち上がったが、本当に社会的インパクトをもたらしたものは少ない。今後はそのプロジェクトが、どう社会を変えたのかが問われる。

②深圳経済の現状を担っているのは、いわゆるR&D型の企業ではなく、アフリカや途上国に格安スマホを提供しているような企業だ。彼らは十分儲かっていて、メディアにもでないし目立たないから注目されないが、実際にはDJIよりもずっと規模が大きい。

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茂田カツノリさんと一緒にDavidに会い行きました。じっくり話をするのは久しぶりでした。

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すでにプレスリリースがかかっていますが、Airbusが深センに研究拠点を開設するということで、この日はAirbusの人たちが20人くらいDavidからレクチャーを受けていました。

 

5) 11/18-19 Shenzhen Hightech-Faireに参加

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まあ巨大な展示会でした。会展中心全体を使い、なおかつ1階廊下にまで出展ブースがならぶ状況でした。おそらく年間を通しても最大級のイベントでしょう。

 

 

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リリースが予想されていた360度カメラ付きスマホ。

 

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下肢リハビリ用ロボットを開発しているMileBotのYeさん。

 

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ARグラスのプロトタイプをみせてくれたRobin Wu.

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ドローンも6月の展示会には出展していない会社まで出ていました。

ドローン関連では、ウェブメディア『ドローンジャーナル』の連載記事として「第4回 中国発の水中ドローンベンチャーが続々登場~「水中のDJI」は現れるのか?」を書きました。水中ドローンについてのまとまった記事は少ないのですが、この領域でも中国企業は台頭が進んでいます。

 

7) 11/21-23 慶應義塾大学駒形哲哉研究会来訪、Huawei、Jenesisなど訪問

私の出身ゼミでもある慶應義塾大学の駒形哲哉ゼミが深圳に来たのに合わせて、HuaweiやJenesisを訪問させていただきました。

Huaweiの本社を訪問するのは初めてでしたが、スマートシティに関する展示ルーム、そしてキャリアビジネス向けの展示ルーム、そして会議室での議論でした。ケニアでの長年の通信インフラ事業の蓄積のうえで、セーフシティのインフラ整備事業に進出したという解説は、泥臭い新興国での営業のうえに、最先端のスマートシティインフラの受注が成り立っているという興味深い話でした。

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Huaweiを訪問、Andrew Williamsonさんにご案内頂き、議論する機会を得ました。写真はスマートシティの中枢、政府部門が将来的にみることになるであろうリアルタイムの情報統括ステーション。交通渋滞、大規模イベント会場の状況などが瞬時に把握可能で、警察・消防に即時対応できることを強調していました。

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Huaweiの人材教育センター、Huawei University.

研究会の最後の訪問先となったJenesis. 繁忙期直前にも関わらずご対応いただいた藤岡さんに感謝いたします。藤岡さんは著書『ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム』を出版されており、華南と深圳の製造現場で直面した困難と挫折を紹介しています。

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サプライチェーンのリアルな事例、とくに同一スペックとされる部品にどのような違いがあり、どう使い分けるか、など毎回新たな学びがあり、勉強になります。

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Jenesisにて藤岡さんからレクチャーを受ける学生。

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